どうもOKiNiガーデンのtakunekoでございます。
今回は植物の生育に必要な培養土についてちょっとお話ししていきますね。
よくYouTubeやSNS、ブログなんかでも自家製培養土を使っている人がいますよね?
培養土だったら、販売されているのになぜ自分で作っているのか疑問に思ったことはありませんか?
私も疑問におもったことがあります。
調べていくと、結果私は自分で培養土をつくる方がいいということにおちつきました。
その理由や培養土をつくるメリットやデメリット、なぜ自家製で作っているのかをお伝えしますね。
培養土とは?
まず初めに培養土とはなんぞやというところからお話しします。
培養土は、ある特定の植物を育てるためにつくった用土です。
どこでも売られているものでいえば、草花の培養土や野菜の培養土なんかは地方であればスーパーでもうられています。
最近だと100均にも売っているのを見かけたことがあります。
基本的に培養土は腐葉土やバーク堆肥+他の用土+化学肥料をメーカー独自に配合して作られています。
用土については『園芸で使う用土の種類と特徴をご紹介!』ご紹介しているのでこちらをご覧ください。
植物に合わせていろいろな用土組み合わせて販売されているものが培養土になります。
培養土って自分で作れるの?
そんな培養土自分でも簡単に作ることができます。
簡単に作ることができますが、それなりの知識は必要になってきます。
どんな知識が必要なのかというと、、、
- 用土の知識
- 肥料の知識
- 植物の知識
- 環境の知識
この4つが最低でも必要になってきます。
この4つの知識についてはまたどこかで詳しくお伝えしたいとおもいますが、
作るだけであれば簡単に作ることがでいます。
実際私が園芸歴1年にもならないですが自分で作ってしっかりと育ってくれています。
難しそうだな〜と思う方もちょっとメリット・デメリットを聞いてみて、考えてみてください。
そのあとで、作りたい人は続きを、会わなそうだなと思う人は市販されているものを購入してください。
培養土を作るメリット・デメリット
培養土を自分で作るメリットデメリットについてお伝えしていきますね。
培養土の作るデメリット
まず、デメリットからお伝えします。
- 用土を揃える必要がある
- 大量にできる
- 品質の保証がない
この3点になります。
なぜこれらがデメリットになるのか詳しくお伝えします。
用土を揃える必要がある
培養土は1つの用土だけでは作ることができません。
そのため、いくつかの用土が必要になります。
いくつかの用土がいるというということがそれだけ奥場所が必要になってきます。
マンションやアパートだと、置く場所が・・・と困ります。
また、いくつかの用土を買うため初期費用でみると高くなってしまいます。
大量にできる
2つ目のデメリットは大量にできるという点です。
配合する用土というと、園芸だと培養土と赤玉+数種類というような感じになるのですが、
用土1袋の容量が小さいもので5Lなのですが、5Lぐらい買うなら市販の培養土を買った方がお得になります。
そのため、だいたい腐葉土やよく使う赤玉土なんかは18Lサイズから購入することになるのですが、全て混ぜ合わせると20L以上出来上がり、育ている植物が少ないひとには用土の良が多すぎることになります。
品質の保証がない
3つめは、品質の保証がないという点です。
市販されている培養土はいくつも実験を繰り返しているため、ある程度の実績があって販売されていますが、自分で作った培養土は実績がなく育たない可能性もあります。
培養土を作るメリット
次はメリットをご紹介します。
- 幅が広がる
- コスパが良くなる
- 自分の環境に合わせて作ることができる
- 愛着が湧く
- 改善ができる
といったメリットがあります。
幅が広がる
幅が広がると書くとどういう意味とおもうかもしれません。
自分で培養土を作るとなると、いろいろな用土が必要になってきます。
用土の種類が多いとそれだけ組み合わせの幅が広がります。
植物の種類によって、配合比率や種類をかえることができるため、育てる植物に合わせた環境をつくってあげることができます。
自分の環境に合わせて作ることができる
上でいったように植物とっていい環境をつくるだけでなく、他の環境に合わせることもできるようになります。
たとえば、ある程度水分が必要な植物をよく日の当たる乾燥しやすいところに置くきたいな〜と思っていて、自分が培養土を作ることができれば、ここはよく乾く場所だから、保水性の高い用土を多めに配合して。その分通気性を抑えたような培養土が作ることができます。
結局のところ、人によって、植物の置く場所や管理方法に違いがあるため、自分の育てている環境や水やり頻度、肥料の頻度にあわせた用土を作ることができますよ。
自分に合った環境で育てることで植物の成長が早くなったり、枯れたりしないといったところに繋がってきます。
コスパが良くなる
3つめはコスパがいいという点です。
たくさんの種類の用土を購入するため費用は専門の培養土よりも高くはなります。
が、容量に対する価格は多ければ多いほどおさえることができます。
観葉植物の用土で考えると・・・
大体5Lで¥500〜¥600ほどになります。
これを自分でつくると、必要なものが赤玉土(14l=¥989)、鹿沼土(16L=¥770)、ピートモス(3L=¥320)、バーク堆肥(40L=¥1980)、籾殻堆肥、くん炭がひつようになります。
観葉植物の培養土の比率の基本が赤玉4:ピートモス3:鹿沼土2:やしガラ1:パーライト1と言われているため多少違いますがこれに合わせると、
赤玉4:鹿沼土2:ピートモス2:バーク堆肥1:籾殻堆肥1ぐらいの割合ぐらいになると思います。
そうなると、だいたい10Lで¥890で作ることができます。
市販の培養土をみた感じ、ピートモスの比率が多そうなので同じ比率で作ろうとするともう少し安くできそうですが、役1.5倍ほど安く作ることができます。
なので、育てている植物が多い方には自分で作った方がお得に育てることができます。
愛着が湧く
4つ目は愛着が湧くです。
愛着というか、自分でつくった培養土で育てて大きく育ってくれた時に感動します。
個人的にだけかもしれませんが、私も自分で作った培養土でアガベなんかの実生株は自分で作った培養土で育ててますが、芽が出た時、双葉が出た時、花が咲いた時など一つ一つが嬉しかったですよ。
これは、人それぞれなのかもしれませんけどね。。。
改善ができる
5つ目は土の改善ができるということです。
基本的に販売されている培養土は確かにその植物にあったものなのですが、環境にあわせることはできません。
植物は育てる場所によって乾きにくい所や乾きやすい所、半日日陰、日陰などといった自分が育てている環境に合わせることができないのが欠点です。
自分で培養土を作ることができると、
「日当たりの良いところにおきたいけど少し水やりの頻度を減らしたいな〜」
といったように自分の環境にあわせて作ることできます。
このようなデメリットとメリットがあります。
育てることに慣れてきたら、自分なりの培養土をつくってみてくださいね。
案外楽しいですよ。
培養土を作ってみよう!
ここまで紹介した。デメリットやメリットをみて自分で作ってみても良いかなと思った方!
私が作っている培養土の作り方をご紹介します!
作り方といっても混ぜ込むだけなので、比率をご紹介しますね。
私が用土は大きく分けると2種類の培養土を作っています。
草花でよく使う培養土は、腐葉土:赤玉土:パーライトで、6:3:1の比率で混ぜ込んでいます。
あと元肥としてマグヴァンプK小粒を規定量より1割ぐらい減らして作っています。
それか、市販の培養土に2割ぐらいの赤玉土をまぜこんでいます。
これだけでもかなり培養土がアップグレードしてくれますよ。
ほかにもアガベや塊根植物、観葉植物は無機質の培養土をつかっています。
赤玉土・鹿沼土・軽石の6:2:2の培養土で作っています。
初めて培養土を作ってみたい人は参考にしてみてくださいね!
どちらも結構乾くのが早いので今の時期(20〜24度)は1日の4分3ぐらい日光が当たるような場所だと毎日の水やりが必要になります。
午前中の10時ぐらいまで火が当たるようなところであれば2〜3日に一回程度の水やりが必要ですよ。
まとめと私が培養土を作る理由
一言に培養土といっても色々なものがあります。
基本的にメーカーが作った培養土を使えば自分で配合しなくても簡単に植物をそだてることができますよ!
どうも読んで頂きありがとうございます!
今回の内容はここまで続きは余談になりますので興味のある方だけ読んでいただけたらと思います。
日々の園芸記録、たま〜に園芸のためになる情報なんかもインスタグラムで更新していますのでよければフォローやいいねをよろしくお願います!
では今回はこの辺で(^^)/~~~
メリット・デメリットを書きましたが、正直自分で培養土をつくることがほぼ自己満足の世界になってくるのかなと私は思います。
じゃ〜なぜ私が培養土を自分で作っているかというと、
3つ理由があって、
1つ目が自分で作った土で育った時のほうがなんか達成感があるということ
2つ目が今育てている株がアガベ、塊根植物、観葉植物の株数が多いこと、
3つ目が早ければ1年後に実生株の園芸店をはじめるから。
この3つが自分で培養土を作っている理由になります。
いろいろ試行錯誤しながら育てているとなんとな〜くですが植物がどうして欲しいのかがわかるようなきになるんですよね♪
3つ目が一番大きな理由で失敗を経験すると将来同じように始めようとしている人の役にたてるとおもっているんですよ。
この自分で考えてやっていると失敗がもちろんあって、バーミキュライトが種まきにてきしているといれていいるので、それで種まきすると目は出るけど結局大きくなるのが遅かったり、目が出てそのまま枯れてしまったというような失敗がありましたよ。
失敗という失敗はそれぐらいですが、自分で作った用土の成長速度は遅いので、これからも少し改善しないと、と思っています。
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