初心者が始めるひまわりの育て方

植物図鑑

どうもOKiNiガーデンのtakunekoです。

今回は夏の風物詩でもある「ひまわり」についてちょっとお話ししていきますね。

ひまわりとは?

ひまわりというと背の高い太陽のような黄色い花が一般的ですよね。
夏を代表する草花と言っても過言ではないでしょう。

ただ、マンションのベランダや小さなお庭にはちょっと大きすぎて・・・
というイメージがある方が多いと思います。

私ガーデニングに興味を持ち始めるまではそんなイメージでした。

ですが、品種の紹介のところで詳しくご紹介しますが、矮性のひまわりやオレンジ色のひまわりもあったりと、最近では小さな庭や鉢でもそだてられるひまわりもありますよ♪

ひまわりの1年間

出典:サカタのタネ

ひまわりは一年草の草花で、暖地であれば7月ごろから開花してくれますよ。

園芸店やホームセンターでは、5月〜6月ごろには苗の販売が始まりますよ。
また、ひまわりはタネで売られており、通年たねの販売があります。
ただ、3月ごろにまた種の種類が増えるので3月に購入するのがおすすめです。

ひまわりの育て方

ひまわりは苗での販売とタネからの販売の2つがあります。

1株だけでいいという人は苗で購入する方がいいですが、
そこまで難しい品種ではないので、タネからの育てるのも個人的におすすめですよ。

用土は培養土と赤玉土を8:2ぐらいの割合で混ぜ水捌けをよくして元肥をいれておけば育てることができます。

ひまわりは肥料喰いの傾向があるので綺麗に花を咲かせるためには肥料切れを起こさないように、植え付け前には元肥はしっかりいれて、液肥を最低でも週一回は与えるようにしましょう。

ひまわりの播種

種まきの時期は5月ごろからどの地域でも行うことができます。
気温が20〜25度を超えるようになればOKです。

タネを撒くときは、移植を嫌うので直播きするようにしましょう。

ひまわりの播種は品種や育てる環境によって株間が変わるので一概にいえないんですよね・・・

小型で分岐のひまわりで、鉢植えやコンテナで育てる時でも一個一個の花を大きく育てたい場合は株間を30cmほどにしたり、
同じ品種で小さい花で、小さくたくさん咲いて欲しい場合は
株間を20cmほどの株間にするとこんもりとして小さな花がたくさん楽しめるようになります。

takuenko
takuenko

自分がどんなふうに育てたいかで品種や植え方選べるのも楽しいのがひまわりのいいところですね

ひまわりの育苗

基本的にひまわりは直まきするので、タネを撒くまえにしっかり土づくりをしておけば特別な育苗はありません。

ひまわりの用土は肥沃で水捌けのよい土が理想で、タネが水没しない環境であれば勝手にそだってくれます。
なので、しっかりと元肥を混ぜ込んでおきましょうね

早い品種であれば40日で咲いてくれる品種もあるみたいですよ。

ひまわりの定植後の管理

鉢植えで育てていたら思ったより大きくなってしまったり、ポットで大型のひまわりを買ってきて定植したいけどどうしよう??と思う人もいると思います。

荒地でもそだつ丈夫な草花なのでそこまで気にする必要はありません。。。

が!せっかく迎え入れたんだから立派にそだてたいですよね?
大型のひまわりを定植する時に次の1点だけ押さえておいてください。

それは、『最低でも40cmは耕す』です。

そんな庭がないよ〜という人はそれぐらい深い鉢(最低でも容量20l以上)を買ってきてください。

ひまわりの根っこは自分の草丈ほど長くなる傾向があります。
そのため、根っこを伸ばせるように土をほぐしておくとその後の根張りがよくなり、
元気に育ってくれます。

小型や矮性のひまわりは鉢植えや花壇で育てることが多いと思うのでそこまで気にしなくていいですが、肥料切れを起こさないためにも週に1回は液肥を与えるようにしましょう。

ひまわりを育てる時の注意点

ひまわりは荒地でもそだつ丈夫な植物ですが、肥沃な土地でそだてると立派な花を咲かせてくれます。
以下の点に注意すれば立派なひまわりを育てることができますよ。

  1. 狭いスペースで育てるときは矮性か小型の品種のひまわりを選ぶ
  2. タネから育てる時はできるだけ直接植え付けるようにする
  3. 水はけがよく肥料分の多い肥沃な土づくりを意識する
  4. ポット苗で購入した場合は根鉢をくずないようにする
  5. 定植する時は40cm以上できれば草丈ほど耕しておく

ひまわりの品種

一言にひまわりと言っても草丈20cm前後のものから2mを超える物があったり、
花の咲き方も1株に一個だけ花を咲かせる1本だちだったり、1株から沢山の花を咲かせる分枝するものさまざまです。

小さな庭やマンションのベランダでも育てるのにおすすめは分岐の小型か分岐の矮性品種がおすすめですよ。

矮性ひまわりの品種

ひまわりの中で一番小さな草丈で、30〜60cm程度のひまわりの品種になります。
この辺りのひまわりであれば、プランターや鉢植えでも管理できるため、マンションや小さなお庭でもそだてることのできる品種ですよ。

takuneko
takuneko

小さな庭やいろいろな種類の草花を育てたい人、ベランダで育てたい人には矮性のひまわりがおすすめですよ!

そんな矮性のひまわりの品種をいくつかご紹介します。

小夏

矮性ひまわりといえばこの品種!と言われる小夏です。
分岐で花つきするひまわりで、黄色花をたくさん付けてくれるため、
鉢植えやプランターで植えるだけでなく、寄せ植えでも扱え、花壇にもぴったりのひまわりです。
さらに、このひまわりは矮性の中でも小さく、20〜25cmほど大きく育っても30cmほどなので、小さな庭やベランダにもぴったりのひまわりです。

もちろんタネで販売されていますが、私の住んでるところでは種が売られるとすぐに売れてしまうぐらい人気のひまわりですよ。

ジュニア

この品種のひまわりは草丈40cmほどになる矮性で分枝性のひまわりです。
サイズ感が先ほど紹介した小夏よりも少し大きくなり、ボリューム感のあるひまわりです。
小夏にも言えることなのですが、花粉が少ないので花持ちがいいのもおすすめできるところです。
小夏よりもサイズが少し大きいので鉢物にしても見応えのあるひまわりになるのがジュニアのおすすめの点ですね。

スマイルラッシュ

最後に紹介するひまわりの品種はスマイルラッシュです。
先ほど紹介した2種「小夏」「ジュニア」はサカタのタネさんのひまわりで、このスマイルラッシュはタキイさんのひまわりの品種になります。

正直、花の形や特徴はほぼ「ジュニア」と同じで草丈40cmほど、矮性で分枝性のひまわりです。

ただ、このひまわり種まき後55日で開花してくれます。
さらに夏蒔き(8月ごろまで)ができるというこの2点が大きな違いになります。

蒔き時期をずらすことで11月ぐらいまでひまわりを楽しむことができるのが、スマイルラッシュとジュニアとの最大の違いになります。

高性ひまわりの品種

高性のひまわりは地植えにする方が迫力のある花を咲かせてくれますが、
鉢でもぎりぎり育てることができるひまわりの品種になります。

ただ、この高性のひまわりになると矮性ひまわりのような分枝だけでなく、一本立とよばれる一般的なひまわりはもちろん、
花の色がさまざまで選択肢が幅広くなるのが高性のひまわりのいいところですよ。

では、高性のひまわりをいくつか紹介しますね。

サンリッチ

日本で一番有名なひまわりとも言える品種はサンリッチです。
ザ・ひまわりの姿をしており一本立ちのひまわりになります。

草丈が150〜170cmほどで大人の身長ぐらいの高さになります。
このサンリッチのはいろいろな色があるのが最大の特徴になります。
黄色はもちろん、クリームや濃いオレンジだったり、ライチとよばれる赤紫とクリームのバイカラーのものがあります。

サンリッチひまわりの紹介ページ

購入は下のリンクから

少し大きくなるひまわりなので、大きめの鉢で管理できたり、広めの庭がある方におすすめの品種ですよ。

ソニア

このソニアは花のサイズはサンリッチに劣りますが、小花が沢山さく分枝性のひまわりになります。

また、草丈も100cmほどで高性のひまわりの中でも小さめで育てることができます。

ちょっと広いベランダや狭い庭でもそだてることができるひまわりになります。

ホワイトナイト

ひまわりといったら黄色やオレンジが一般的ですが、この「ホワイトナイト」は2018年にできたひまわりで白色の花を咲かせます。
白と言っても少しみどりかかっていたり、すこし黄色かったりするので純白ではないですが、ほぼ白色の珍しいひまわりになります。

草丈は140〜170cmほどの少し大きめの草丈になるので、広めの庭にはピッタリの品種ですよ。

この「ホワイトナイト」は芯黒とよばれるひまわりで、白の花弁と黒色の芯の部分のコントラストが綺麗な品種です。
芯白の「ホワイトライト」と呼ばれる品種もありますよ。

takuneko
takuneko

個人的にホワイトナイトはおすすめです!

巨大ひまわりの品種

最後に紹介するのは巨大ひまわりの品種です。
この品種は広い庭や畑みたいなところがあるような人でないと育てれないと思います。

ただ、この大きさは圧巻で、夏!と言う感じがしっかり味わえるひまわりになります。

ロシア

大輪で大型のひまわりの代表品種で2mを超える草丈になります。
一本の茎に巨大な1輪の花を咲かせることができあます。
花の大きさが25cmにもなります。

開花する姿を見ると圧巻!の一言につきます。
大きな庭がある人で黄色の大輪が好きな人にはぜひ育ててみて欲しい品種ですね。


個人的にガーデニングに興味をもつまでは、ひまわりはあまり好きな草花ではありませんでした。
この記事を書くまでは魅力はあまりなかったとは言えない・・・

なんか主張が強すぎて迫力がありすぎる感じがあまり好きではありませんでした。
ただ、色々知っていくうちに矮性のひまわりやホワイトナイト、モネのひまわりあたりは一度育ててみたいなと思いました♪

いつか育ててみようとおもいます♪

日々の園芸記録をインスタで更新していますのでよければフォローやいいねをよろしくお願いします。

では今回はこの辺で(^^)/~~~

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