庭やベランダに池を作る!美しいビオトープの作り方とおすすめの植物をご紹介!

どうもOKiNi Gardenのtakunekoです。

庭やベランダに小さな水場を作ることで、美しいビオトープを楽しむことができます。
また、夏場のビオトープは、涼しさを感じさせくれるものでもあります。

生物が共生する小さな生態系を指し、自然の魅力を身近に感じることができます。ここでは、ビオトープにおすすめの植物とビオトープの簡単な作り方について詳しく紹介します。

マンションのベランダでもできる?ビオトープの作り方

あなたは、ビオトープは広いお庭がないとできないと思っていませんか?

池を作らなくてもベランダで簡単に作ることができます。
今回は簡単なビオトープの作り方についてお伝えしますね。

ビオトープを作る前に

ビオトープを作る前にビオトープを設置する場所や設計をしておく必要があります。

お庭やベランダに設置する場所の寸法を図っておく必要があります。
築年数で変わりますが1人暮らし用のマンションやアパートだと奥行き0.9mほど、幅0.9〜1.2mほどがあります。

そこに設置できるように考える必要があります。
また、マンションなどだと避難通路がベランダになっていることが多いのでベランダ一面に設置するのは避けた方がいいですよ。

このほかにも、万が一近隣住民との問題が起こる可能性があるので、大家さんに相談しておく方がいいかもしれませんね。

takuneko
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ビオトープを設置して万が一水漏れをして下の階の住民に被害が出た場合は、もしかすると民法709条に基づく損害賠償責任を負う可能性もあります。
ほかにも、ビオトープでメダカなどを飼いたいと思っている方は、
生き物を飼うこと自体をNGとしているマンションなどもあるのでそういった面でも一度大家さんや管理会社に確認しておくことが大切ですよ。

(参考URL:ベリーベスト法律事務所

戸建の賃貸や持ち家の場合は敷地内に作るのであれば問題が特に問題ありません。
ただ賃貸の場合、ビオトープでメダカなどを飼う場合には大家さんや管理会社に確認はしておきましょう。

ビオトープを作る時に必要なもの

確認が取れ、設置できる範囲がきまったら必要なものを買いに行きましょう!

まず必要なものから紹介していきまね。

容器

必ず必要なものが容器になります。

容器も色々あり、一般的に使用されているものをメリットとデメリットに分けてご紹介しますね。

睡蓮鉢

この中では一番自然に近く、風流な陽気になります。
睡蓮鉢の材質にも2種類あり、ここで紹介する睡蓮鉢は陶器製のものについてお伝えしますね。

メリットデメリット
水温を保ちやすい陶器なので重い
長期間使うことができるサイズに対して価格が割高
種類や形が豊富落とした時に割れる可能性がある

重いので女性には扱いにくいですが、一度設置すると長期間にわたって使用することができます。

また、水温の上昇を緩やかにする効果もあるため、植物や生き物への負担を少なくすることもできる効果もあります。

プラ鉢

陶器の睡蓮鉢のデメリットを抑えた鉢になるので、どうしても見た目が睡蓮鉢がいいという方にはプラスチックの睡蓮鉢もおすすめです。

メリットデメリット
軽い太陽光による劣化で長期間は使えない
デザイン性もある程度選べる水温は上がりやすい

陶器の睡蓮鉢と比べるとデザイン性は劣りますが、軽く女性でも扱いやすいものがたくさんがあります。

ただ、陶器製のものと比べると太陽光によっての劣化は早く使用できる期間は短いのが欠点です。

トロ舟

次はトロ舟とよばれる佐官屋さんがつかうような四角い容器です。

メリットデメリット
価格が安い見栄えが良くない
水量が多い断熱性が低い
色々なサイズがある深さが浅い

サイズがさまざまなものがあり、設置したい場所に合わせたものを選びやすのはメリットです。
ただ、そのまま置いただけだと景観が良くないのでDIYなどでカバーを作るのがおすすめです!

ほかにも似たようなものでタライがあるので深さが欲しい人はそちらもおすすめですよ。

発泡スチロール

意外とメダカ飼育などで使っている人が多いのが発泡スチロールです。

メリットデメリット
保温性が高い長期間は使えない(3年〜5年程度)
価格が安いそのまま使用すると見栄えが良くない
中身が入ったまま移動できない

耐用年数は一番低いのですが、無料で手に入ったり、トロ舟と同じサイズのものと比べても安く購入することができます。

あと冬場でも水温を下げにくくしたり、夏場の水温の上昇を抑える効果が一番高いので、メダカなどの生き物にとって住みやすい環境を保ちやすくしてくれます。

用土・低床

次は低床や用土が必要になります。

ビオトープは意外とこの用土が重要な要素になります。
必要な要素として3つあります。

  1. 多孔質
  2. 根張りの良さ
  3. 粒の大きさや硬さ

最適な用土を使うことでビオトープの植物たちが元気よく育ってくれてベランダやお庭を彩ってくれますよ。

赤玉土

園芸している人なら一度は見たことがある、赤玉土もおすすめ低床になります。

多孔質で通気性が良く、水草にとっても生体にとってもより良い環境を作り出してくれます。
また、今回紹介する用度の中では安価なのも良い点ですよ。

ただ、長く使っていると徐々に粒が潰れていき泥のようになってしまうため、そうなる前に交換する必要があります。

メリットデメリット
安価定期的に交換する必要がある
多孔質で水質が安定しやすい若干酸性に偏る
植物の根張りがいい
田砂

田んぼの泥から砂だけ取り出した低床になりあます。
水質に影響を及ぼさず、どんな生体や植物にも利用しやすいのが特徴です。

粒が小さく根張りがいいですが、栄養はないので田砂だけだと植物の成長はおそくなったり枯れてしまうこともあります。

メリットデメリット
根張りがいい栄養がないので肥料や他の用土が必要
自然な色合いで鑑賞性がいい砂なので汚れが溜まりやすい

水質が安定してしまえば掃除も必要なくなりますが、安定するまでは頻繁に水換えや低床の掃除が必要になりなります。

一部だけ田砂を使うと上から見ても綺麗なビオトープを作ることができますよ。

ソイル

アクアリウムでよく使用される用土で、水草や生体を育てることに特化した用土です。

ほかにも水質を一定に保つ効果などもあるため、ビオトープを初めて作る方にはおすすめの用土になります。

メリットデメリット
pHを調整してくれる割高
肥料分を調整して水質を安定させてくれる頻繁に交換が必要
水草の根張りがいい
磯砂

大磯砂や磯砂といわれるものはアルカリ性に偏ったり硬度があがったりするので水換えの必要はありますが、一生使うことができる低床です。

ただ、硬度が上がる原因が磯砂の成分が溶け出すことが原因なので、長期間使っていると溶け出すことがなくなり、生体にとってより良い低床になります。

メリットデメリット
安い根張りが良くない
多孔質使いはじめは水質が安定しにくい
粒の大きさが選べる養分を含んでない
デザイン性もいい

磯砂も田砂と同様に見栄えをよくしたいという方は使うといいですよ。

磯砂は多孔質なので、低床に使うだけで水質を安定させる効果もあります

カルキ抜き

生き物を飼う場合にはカルキ抜きが必要になります。

100均やホームセンターで購入することができます

植物や生き物

ビオトープにはなくてはならないものなので、より詳しく次で植物についてお伝えしますね。

生き物についてはこちらのサイトで詳しくご紹介しますね。

初心者におすすめ!ビオトープにおすすめの植物5選

ビオトープに興味が出てきた方におすすめの植物をご紹介します。

ホテイアオイ

水草といえばの代名詞!ホテイアオイです。

ホテイアオイは浮き草の仲間で、ホームセンターでもお手軽に購入できるので初心者にもおすすめの水草です。

水に浮かべるだけでいいので気軽に導入できるのも良い点ですよ。

メダカも一緒に飼育したいと思う方はホテイアオイの根っこがメダカにとっての産卵床になるのでメダカ飼育者にとってもおすすめの水草の一つです。

ロタラ

水中葉(出典:charm
水上葉(出典:charm

つぎはロタラという水草です。

アクアリウムでは代表的な水草でもあります。
また、ロタラは水上葉と水中葉があり、違いも楽しむことができますよ。

ロタラにもさまざまな種類がありますが、初心者におすすめはロタラインディカグリーンロタラロタラロトンディフォリアなどがおすすめです。

バコパ

水中葉(出典:charm
水上葉(出典:charm

バコパもアクアリウムではメジャーな水草の一つです。

熱帯産の水草が多く出回っていますが、意外にも耐寒性は強く屋外でも育てることができる水草でもあります。

春から夏にかけて紫色の小さな花を咲かせてくれますよ。

ウォーターマッシュルーム

別名ウチワベニクサという名前の植物で、ウォーターコインとも呼ばれています。

耐寒性もしっかりあり屋外でも育てることができます。
また、ホームセンターでも初夏ぐらいから販売されており、どこででも入手しやすい水草でもあります。

シラサギカヤツリ

シラサギカヤツリは白い鷺が飛んでいるような優雅な花を咲かせてくれます。

シラサギカヤツリもホームセンターで購入できる水草なのでお手軽に購入することができます。

常緑の多年草なので春から秋遅くまで次々と花をさかせてくれます。
丈夫な植物なので、ビオトープのレイアウトには入れて欲しい植物の一つです。


今回はここまで!

ビオトープは夏の風物詩みたいな印象ですが、常緑の植物を取り入れることで春夏秋冬楽しむことができます。

今回おすすめしなかったのですが、睡蓮や蓮なんかもビオトープにおすすめなのでチャレンジしてみてくださいね!

あと、今回ご紹介した植物は丈夫な植物で繁殖力が豊富なので、在来水生植物との競合が懸念されているため、捨てるときは必ず燃えるゴミとして捨てるようにしましょう。

では今回はこの辺で(^^)/~~~

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