冬の真っただ中である1月は、ガーデニングが難しいと思われがちですが、この時期にこそ花を咲かせたり、美しい実をつけたりする植物も数多くあります。
今回は、1月に楽しめる植物をジャンル別に40種類ご紹介します。
1月におすすめの一年草10選|冬の花壇や鉢を彩る強い味方
パンジー

冬花壇の定番の植物です。
寒さに強く、色も豊富で長期間咲き続けてくれます。
初夏ごろまで開花してくれるため、ペチュニアと入れ替わりにおすすめの植物です。
ビオラ

ビオラも冬の花壇の定番の植物です。
ビオラに似ていますが、よりコンパクトになるため、鉢植えや寄せ植えにもおすすめの植物です。
スイートアリッサム

スイートアリッサムは、甘い香りが魅力の小花です。
グランドカバーや、寄せ植えのワンポイントまで幅広いところで活躍してくれる植物です。
ストック

ストックは、背丈が高いため、花壇におすすめの植物です。
花持ちがよく、ふんわりとした姿と香りが魅力の植物で、切り花としても人気があります。
ノースポール

ノースポールは、クリサンセマムというキク科の植物の品種の一つです。
白く可憐な花が寒さにも負けずに咲き続けてくれます。
プリムラ

プリムラは、鉢花としてポピュラーな品種の一つです。
日陰でも育つため、冬場に室内でも育てられる植物として人気の植物です。
キンセンカ(カレンデュラ)

カレンデュラは、冬シーズンには珍しく、明るいオレンジや黄色の花が特徴的です。
一株あるだけで、1月の花壇を華やかにしてくれます。
デージー

デージーは、夏には枯れてしまう一年草です。
夏に枯れる植物の中では、寒さにそこまで強くありません。
霜に当たると花が痛みます。
霜除けをしっかり行うことで、可愛らしい花を咲かせてくれます。
キンギョソウ

キンギョソウは、鮮明な色彩で色幅のバラエティ豊富な植物の一つです。
春から夏にかけてがメインシーズンですが、開花株が販売されている珍しい植物になります。
ネメシア

メネシアは、鮮やかな花色と可憐な姿が特徴的な植物の一つです。
古くから一年草として親しまれていましたが、宿根草のネメシアが流通するようになってきました。
1月におすすめの年草・宿根草10選冬にたたずむ美しい草花たち
クリスマスローズ

クリスマスローズは、冬の花を代表する花の一つといえます。
1月から開花しはじめる品種が多く、本格的に花が楽しめるシーズンです。
ガーデンシクラメン

ガーデンシクラメンは、寒さに強く、屋外でも花を楽しめます。
赤からピンク、白などの定番色に加え、黄色や紫の珍しい花色、花形では八重咲きや花弁にウェーブが入るロココ咲きなど、さらには香りをもつ品種まで、毎年次々と新品種が発表されています。
ツワブキ

ツワブキは、山野草としても知られている日本原産の植物です。
冬に黄色い花を咲かせてくれます。
ヒューケラ

ヒューケラは、常緑の植物で、冬もカラフルな葉が楽しめるカラーリーフの一つです。
日陰の環境でも育つため、日当たりの悪いお庭でも綺麗に楽しむことができます。
アジュガ

アジュガの開花シーズンは、5月6月ごろですが、葉も楽しむことができる植物です。
乾燥した環境には弱く、根っこも浅く張るため、直射日光が当たらない環境にピッタリの植物です。
クレマチス

クレマチスは、イギリスではバラと並ぶ植物として知られています。
そのため、春から秋にかけて花を咲かせてくれます。
しかし、一部のクレマチスには、冬に開花シーズンを迎える品種もあります。
スイセン

スイセンは、11月から3月ごろに開花シーズンを迎える球根植物の一つです。
1月に開花を始める品種は、日本水仙、ラッパスイセン、ティタテート(テータテート)などがあります。
オステオスペルマム

オステオスペルマムは、キク科の植物の一つで、様々なカラーがある植物です。
夜間や天気の悪い日は花を閉じる性質がありますが、花が閉じにくい、もしくは閉じない園芸品種もふえています。
葉牡丹

葉牡丹は、お正月によく見かける植物でアブラナ科の植物でキャベツの仲間になります。
春ごろからとう立ちを始めるため、切り戻しをして踊り葉牡丹として楽しめます。
シンビジューム

シンピジウムは、洋ランの仲間ですが、寒さに強いことで知られています。
暖地であれば霜の当たらない環境の屋外で育てることができます。
品種によって白,ピンク,オレンジ,黄,緑など様々な色の花を咲かせてくれます。
1月におすすめの樹木・果樹10選|冬の庭を彩る花木や実ものたち
サザンカ(山茶花)

冬に咲く代表的な低木の花木です。
日本の固有種で主に暖地に分布しています。
カンツバキ

カンツバキは、サザンカと椿の交雑種と言われており、サザンカよりも耐寒性にすぐれ、サザンカに似た花を咲かせてくれます。
ツバキ

椿は、高木の花木になり、剪定をしないと、10mを超えることもあります。
近年品種改良が盛んで、赤の一重咲きだけでなく、白やピンクなどの色があったり、八重咲きなどの変わった咲き方をする品種もあります。
ウメ

梅は、「花梅」と「実梅」に分けることができ、どちらも開花は1月下旬ごろから咲き始めます。
梅は長寿の樹木としても知られており、古くから盆栽としても親しまれている植物です。
ナンテン

ナンテンは、赤い実が残っていて、お正月の飾りによく使われています。
盆栽としても人気のある植物でもあり、古くから親しまれている植物です。
マンリョウ(万両)

実がたわわに残っていて、冬の庭に彩りを添えます。
雪の白と赤い実のコントラストが綺麗な植物です。
センリョウ(千両)

センリョウは、マンリョウやナンテンと同じように冬に赤い実が美しく映える常緑低木です。
マンリョウと比べると実は少し小さくなります。
また、センリョウは、赤だけでなく、黄色い実をつける品種もあります。
キンカン(金柑)

キンカンは、柑橘の植物の一つで、鉢植えでも育てることができる植物の一つです。
結実は5月まで続き、収穫できる時期が長いのが特徴です。
特に病害虫に困ることがないぐらい丈夫な植物なので初心者にもおすすめです。
ピラカンサ

ピラカンサは、生け垣や鉢植えとして栽培される常緑低木です。
特別な管理をしなくても育つため、ズボラな方にもおすすめの植物です。
剪定などの管理をしないと4mほどになるため、年1程度で剪定は必要になります。
ロウバイ

1月から黄色い小花が咲き始め、冬の花木として人気の花木の一つです。
庭木で育てる人が多いですが、盆栽も人気がある植物です。
1月におすすめの観葉植物10選|冬に室内で楽しめるインテリアグリーン
ポインセチア

クリスマスから年始にかけて美しい赤が映える植物の一つです。
冬に販売されていますが、寒さに弱いため室内で育てる必要があります。
また、日本の気候には適しておらず、意外にも育てにくい植物です
亀甲竜

亀甲竜は、塊根植物の一つで、寒さに弱い植物です。
しかし、冬型塊根と呼ばれており、秋から春にかけて成長する植物でもあります。
室内で管理することで、元気な姿を見せてくれます。
金のなる木

金のなる木は、冬咲きの多肉植物の一つです。
冬場の水やりは難しいですが、金のなる木は手間がかからず初心者にもおすすめです。
室内で育てることができますが、本来は日光が大好きな植物なので日当たりのいい場所においてあげましょう。
アイビー(ヘデラ)

アイビーは、寒さに強く鉢植えからお庭まで幅広く活躍している植物の一つです。
初心者でも育てやすい植物ですが、すぐに増えてしまうため地植えにする場合は注意が必要な植物の一つです。
ドラセナ

ドラセナは、スタイリッシュな葉姿で、室内に映える観葉植物の一つです。
変わった樹形から人気のある植物です。
アグラオネマ

アグラオネマは、耐陰性が高く、室内でも鮮やかな葉色を保ってくれます。
耐寒性は10℃を下回ると枯れるリスクがありますが、それ以外は丈夫な品種なのでおすすめです。
シンゴニウム

シンゴニウムは、アンスリウムのような花を咲かせますが、その魅力は葉の色にあります。
柔らかい葉色で冬の部屋を明るく演出してくれます。
カポック(シェフレラ)

カポックは、丈夫で育てやすく、古くから育てられていた植物の一つです。
暖地地方であれば、庭木として使っている場所もあるぐらい丈夫な植物の一つです。
フィカス・ベンジャミナ

ベンジャミンは、インテリア性の高い観葉植物の一つです。
仕立て方も様々で、個性を出すことができます。
寒さに少し弱いですが、葉っぱが落ちてしまっても春には新芽を出してくれます。
ザミオクルカス

ザミオクルカスは、ソテツのような見た目をしてる乾燥に強い植物です。
東アフリカ原産の植物なので耐寒性は弱いですが、それでも室内であれば育ってくれます。
乾燥を好むため、冬場の水やりは控えめにあげましょう。
まとめ
1月は寒さが厳しくなり、植物が少ないように感じられる季節ですが、花を咲かせる植物や実を楽しめるもの、葉で魅せる品種など、しっかり選べば冬でも園芸の楽しみは尽きません。
花壇に彩りを加えたい方も、室内でグリーンを楽しみたい方も、ぜひ今回紹介した植物を取り入れて、寒い冬でも心が温まるガーデンライフを満喫してください。
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