初心者が始めるペチュニアの育て方

ペチュニアサムネ 植物図鑑

今回の植物は、春から秋ぐらいまで花を楽しむことができる草花で、パンジービオラと入れ替えで店頭に並べられている、「ペチュニア」についてご紹介します。

ペチュニアとは?

ペチュニアは、ナス科の草花で場所にもよりますが、4月〜11月ごろまで開花を楽しむことができる草花です。

ペチュニアは品種によっての特性が異なり、
「枝野垂れる品種」や「こんもりと育つ品種」「大輪」「小輪」「八重咲」「一重咲」とさまざまな特性のものがあることでしられています。
また、花の色は白、黄色、赤、紫、青など様々な色が展開されています。

ペチュニアは非耐寒性の多年草で、暖かい地域であれば軒下での冬越しも可能みたいです。
寒い地域(関東より東)では、一年草として扱っているみたいです。

takuenko
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私は育てたことないので、今年買ってみようかなと思います!

ペチュニアの1年間

出典:趣味の園芸

ペチュニアの開花は早生品種であれば、3月から開花をたのしむことができます。

肥料が沢山あった方が株が大きくなったり頻繁に開花してくれるので、液肥は週に二回ほど与えると花を頻繁に楽しむことができますよ。

一年草での管理をしている人が多いですが、温暖な地域にお住まいの方であれば、冬越しも可能なようなので、冬越しにチャレンジしてみてもいいかもしれませんね。

ただ、ペチュニアは雨に当たってしまうと花持ちがとても悪いみたいです。
そのため、梅雨時期は花芽が出てくるとできるだけ早く摘んであげた方が梅雨明け後にも元気な花を咲かせてくれますよ。

ペチュニアの育て方

初心者にもおすすめのペチュニアなので、簡単に育てる事ができます。

雨には弱いことで有名なので、梅雨時期には軒下に移動させたり、雨に強い品種を買うと初心者でも簡単にそだてることができます。

ペチュニアの植え付け

ペチュニアは、地植えでも鉢植えでもどちらでも育てることができます。
ただ、雨に弱いので、初心者は鉢植えで育てる方が雨の日に軒下に移動できたりと、管理を簡単にでます。
梅雨の時期に花を楽しみたい方は鉢植えの方がおすすめです。

ペチュニアを鉢植えに植え付ける

ペチュニアは鉢植え管理がおすすめです。
ペチュニアは雨に当たってしまうとすぐに花が傷んでしまうため
移動させることのできる鉢植え管理がおすすめです。

用土はよく売られてある「草花の培養土」で育てることができます。
他にも、赤玉土、鹿沼土、腐葉土、ピートモスを配合して使うこともできます。

肥料はたくさん必要なので元肥を追加してあげるとさたくさんの花をつけてくれますよ。

植え付ける鉢のサイズは、7〜9号サイズくらいがおすすめです。
小さい株を購入してきてもペチュニアは大きくなるため、大きめのサイズの鉢植えに植えてあげましょう。

ペチュニアを地植えにする

ペチュニアも地植えでそだてることができます。

ペチュニアは大きくなることがおおいため、地植えにする場合は株間を30〜40cmほどは開けるようにしましょう。

地植えの場合は雨の日に移動できないため、雨の日の前日あるいは、雨の降った次の日には花を取り除きましょう。

傷んだ花が残っているとすぐに株もとがカビてしまうため、雨の日特に梅雨の時期にはしっかりと管理してあげましょう。

また、ペチュニアは連作障害を起こす草花なので、去年植えた場所に植えると思ったよりも育たなかったり、花がつかなかったりするため、去年植えた場所には植えないようにしましょう。

ペチュニアの植え付け後の管理

ペチュニアは寒さに弱いため一年草に分類される草花で、販売は3月4月ごろから始まります
花を見て購入したい方は5月に購入すると開花しているものがでているので5月ごろに購入するといいですよ。

5月頃までは花を楽しむことができるので、できるだけ早く購入して植え付けを行ってあげましょう。

雨には弱い花種になるので、梅雨に入る前には一度切り戻して群れないようにしてあげたり、
花芽を摘んであげて梅雨後の開花にむけて切り戻してあげましょう。

梅雨明け後にはまた、生育してくれて、11月ごろ(晩秋〜初冬)ぐらいまでは花が咲いてくれるので、週一回程度は液肥をあたえるようにましょう。

ペチュニアの増やし方

ペチュニアは「種」「さし芽」「株分」で増やすことができます。

店頭に並んでいるもので「栄養系」と書かれているペチュニアは「さし芽」や「株分」で増やした品種になります。

価格が種からそだてるよりも「栄養系」のペチュニアのほうがお高めになっています。

takuneko
takuneko

ペチュニアの栄養系で出回っている品種は種がなりにくかったり、品種として固定化できてなかったりと種で増やせなかったり、増やしにくいことが背景にあるみたいですよ!

ペチュニアを育てる時の注意点

ペチュニアを育てる時の注意点は次の点です。

  1. ピンチや切り戻しを行う
  2. 雨や蒸れによってすぐ腐ってしまう
  3. 水をあげる時は株元からあげる
  4. 腐りの原因になる花がらつみを行う
  5. 肥料をしっかり与える
  6. 同じ場所に植えない

ペチュニアの品種

ペチュニアは品種によって色やサイズ、花の形などの特徴がさまざまで、大きく分けると「矮星ペチュニア」「八重咲ペチュニア」「雨に強いペチュニア」3種類に分けることができます。

矮性ペチュニア

スーパーチュニア
育てやすさを徹底的にこだわって改良されたPWの品種にです。
色や花の形によって「スーパーチュニアビスタ〇〇」「スーパーチュニアビスタミニ〇〇」「スーパーチュニア〇〇」という名前がついています。
雨にも強く、真夏でもすくすく育ってくれます。
さまざまな花の色があり、品種によって20〜30cmほどの草丈になります。

ペチュニアギュギュ
ペチュニアギュギュは、八重咲の品種でコンパクトな草丈ではながたくさん咲いてくれるタキイ種苗の品種になります。
ピンチなしでも簡単にドーム状になるため、初心者にも簡単にそだてることができます。
カラーも6色もあるので好みのものが見つかります。

あふれ咲きペチュニア
PW×CAINZコラボ開発でつくられたペチュニアです。
スーパーチュニアにも劣らない丈夫さがあるので雨や蒸れにも比較的強く春から秋にかけて咲き続けてくれる品種です。

八重咲きペチュニア

ピルエット
タキイ種苗から販売されている、ペチュニアで赤系統の多い品種です。
個人的にすきな花形なのでおすすめの品種です。

ダブルカスケート
こちらもタキイ種苗から販売されている品種です。
八重咲には珍しい紫のものがあります。
大輪系のペチュニアにもなるため、10〜13cmほどにもなります。

雨に強いペチュニア

バカラiQ
サカタのタネから発売されている品種で、よく咲くペチュニアとして種でも販売されています。
花系はノーマルのですが、紫、ピンク、赤で模様があるものだったりといくつかの種類があります。
地植えでもしっかりそだってくれるので、地植えや初心者に一番におすすめしたいペチュニアです。

ビューティカル
こちらもサカタのタネから発売されているペチュニアです。
このペチュニアはペチュニアとカリブラコアを掛け合わせてつくられたペチュニアです。
雨に強く、ペチュニアのようにべたつかないといった特徴があります。
また、ピンチしなくても自然に枝分かれして成長してくれる品種になります。

他にも小輪タイプのものや70cmにもなるペチュニアがありますよ。

雨にめちゃくちゃ弱いとされているペチュニアですが、ペチュニアの品種の中に雨につよい品種も存在します。

雨に強い品種は初心者にもおすすめできる品種で、尚且つ路地植えにも適しています。

そんな初心者むけのペチュニアの品種をいくつかご紹介します。


この記事を書いているのが3月下旬なのですが、記事を書いているとほしくなってしまったので
もしかすると、4月には迎え入れてしまっているかもしれません(笑)

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