どうも!takunekoでございます。
今回はハーブの仲間でもあるローズマリーについて書いて行きたいと思います!
前回のローズマリーに続いて初心者(私みたいな)でも簡単に育てることができますよ。
私もローズマリーは料理に使うので2年ほど前から育てていますが簡単に育てることができますよ!
1株あれば半永久的にたのしめるのでガーデニング初心者や香草(ハーブ)に分類される植物なので料理をする方にもおすすめですよ!
そんなローズマリーの特徴や育て方についてご紹介して行きます!
ローズマリーとは?
ローズマリーとは、地中海沿岸のシソ科の料理にもよく使われるハーブの一種で常緑低木になります。
ローズマリーと一言にいってもいくつかの種類があります。
大きくわけると2つに分類することができ、匍匐(ほふく)性の物と立(りつ)性のもの2つに分けることができます。
料理はもちろん、アロマやオイル、香りの持ちがいいためポプリなどにも使用されて、いろいろな分野で愛された植物でもあります。
花は青や紫っぽい色が一般的ですが、品種によっては白やピンク色のものがありますよ。
一言にローズマリーといっても様々な楽しみ方ができるのでおすすめの植物ですよ!
ローズマリーの一年間
ローズマリーは花は冬から梅雨明けぐらいまで楽しむことができます。
匍匐性のローズマリーは初夏でも花をさかせてくれることもありますよ。
そこまで、管理には気を付ける必要はなく、水やり、用土の選択、肥料、蒸れの4つに注意すると簡単に育てることができます。
くわしくは次のローズマリーの育て方でお伝えします。
ローズマリーの育て方
ローズマリーの育て方は何か気にするようなポイントはありません。
最初に購入する時は苗か種ではじめ購入するようになります。
種から購入すると苗の1株と同じ金額で大量にローズマリーの株を育てることができますが、
なかなか枯れることがないので、個人的には苗から購入する方をおすすめします。
ということで、用土の紹介をした後で、苗の育て方をお伝えしますね!
ローズマリーの用土の紹介
ローズマリーは地中海沿岸の植物なので弱アルカリ性の用土の方が調子良く育ってくれます。
弱アルカリ土壌のほうが育ちは良いですが、どんな用土でも育ってくれるくらい丈夫な植物です。
なので草花の培養土やハーブの培養土でも問題なく成長してくれます!
ただ、水捌けが良い方がローズマリーには良いので、赤玉土やパーライト、バーミキュライトなどを入れて水捌けのよい用土にしてから使う方が根腐れをおこしにくいですよ!
ただ、なんでも良いと言いましたが、ブルーベリー用の培養土などの酸性に傾いている物の使用は避けましょう。
私は、自分で用土を作った方が安いので腐葉土4と小粒赤玉土6+緩効性肥料の用土を作って
使っていますがすくすくとそだってくれてます。
ローズマリーの定植
苗を購入してきたら、定植や鉢植えに植えてあげましょう!
植え付けの時期は3〜5月と10月〜11月の2回がおすすめのタイミングなので、その時期に苗を購入して植え付けると、綺麗に成長してくれますよ。
ローズマリーは丈夫な植物なので、真冬以外の植え付けや植え替えは案外大丈夫ですよ。
ローズマリーのことを考えるのであれば、3〜5月と10月〜11月に行いましょう!
定植の場合
定植(地植え)にする場合は、用土を特にこだわる必要はありません。
元肥もそこまで必要なく、年一回土壌改良するときの有機肥料のみでぐんぐん成長してくれますよ。
有機肥料だと匂いが気になるという方は、化学肥料の緩効性肥料でも問題ありませんよ!
植え付けるときには、大きくなるので株間は最低でも40cmほど取るようにしましょう。
鉢植えの場合
鉢植えの場合は、市販の培養度土か、市販の培養土に赤玉土を混ぜた用土で簡単に育てることができますよ。
肥料は、なくても育ってくれますが緩効性肥料をいれた方が元気に育ってくれます。
鉢植えにする場合は購入してきた時のポットの大きさより一まわりか二まわりくらい大きい鉢に植え替えるようにしましょう。
最初から大きい鉢に植え替えてしまうと根腐れの原因にもなります。
また、鉢植えで育てる場合は2〜3年に一回は一回りか二回り大きい鉢に植え替えを行うようにしましょう。
ローズマリーの剪定
ローズマリーの剪定の出来る時期は年に2回、5月と11月になります。
気候が落ち着いている5月は特に強剪定とよばれる剪定をすることができ、一気にかりこむことができます。
一気に刈り込むことで、枝をふやして収穫量を増やしたり、見た目にボリュームのある株にそだてたり、枝の更新をすることができますよ。
強選定の方法としては葉っぱ残して、花がついた少し下の位置でカットしましょう。
11月の剪定では弱剪定といって樹形を整えたり、内側に伸びた枝などをきって風通りが良くなるようにする剪定をおこないます。
ローズマリーの剪定の注意点としては、木質化した部分の剪定をし過ぎてしまうと株が弱って最悪の場合はかれてしまいます。
木質化したところを剪定する場合は1日に1〜2箇所程度にしておきましょう。
ローズマリーの増やし方
ローズマリーは種よりも簡単に増やす方法があります。
それは「さし木」です。
種で育て始めるよりさし木の方が増やしやすいので増やしたい人にも苗での購入をおすすめしました。
やり方は簡単で、さし木は、剪定で剪定した枝を使います。
10~15cmほどに切り分けます。
下半分の葉は取り除いてから1~2時間ほど水あげし、清潔な土を入れたポットに5cmほど挿します。
このときの土は赤玉土やバーミキュライトをつかうといいですよ。
赤玉土の方が重量がある分、埋め込んだ枝が抜けにくいので、私は赤玉土でさし木をすることが多いです
1ヶ月ほど半日日陰の所で管理すると根っこがでてくるので、根がでてきたら、培養土に植え替えてあげましょう。
あとは1週間ほどかけて日当たりのいい所に徐々に環境にならしてあげましょう。
ローズマリーの摘心
ローズマリーは剪定とは別に摘心という作業をすること収穫量を増やしたり、樹形を変えることができます。
摘心は、枝の先を摘み取る作業のことで、脇目をふやして枝を増やす作業のことです。
ローズマリーの品種
一言にローズマリーといっても品種の数は沢山あります。
ここでは立性、匍匐性、半匍匐性の3つに分けて品種の紹介+簡単な特徴を紹介します。
立性のローズマリー
立性のローズマリーの特徴は次の2点です。
- 上に成長していく
- 樹形が整えやすく、コンパクトにもすることができる。
鉢植えで育てる場合には立性のローズマリーの方が管理はしやすいですよ!
立性ローズマリーの品種
トスカナブルー
立性の代表品種。
料理用にもよく使われているローズマリーの品種です。
香りも強く生育旺盛なので初心者にもおすすめできる品種です。
マリンブルー
こちらも食用、ガーデニング共に人気の品種です。
ハーブガーデンでも存在感のある品種になります。
株が大きくならないと花を咲かせてくれませんが、
花は株の個体差はありますが、小さく青よりの薄紫色の花を咲かせてくれます。
マジョルカピンク
ピンク系の花を咲かせるローズマリーの代表品種です。
料理に使うには向いていない品種ですが、四季咲きになると冬でも花を咲かせてくれるので、観賞用のローズマリーとして人気な品種です。
半匍匐性のローズマリー
半匍匐性のローズマリーの特徴は次の点です。
- 成長の初めは上に成長して、ある程度成長したら垂れ下がるように成長する
レイズドベッドや大きめのハンギングでに植え付けると半匍匐性の良さがたのしめますよ。
半匍匐性のローズマリーの品種
モーツァルトブルー
濃い青の花を咲かせる品種で、ガーデニングで人気の品種になります。
大型の品種で花はきれいなのですが、定植から花を咲かせてくれるまでに2年ほどかかることがあります。
ダンシングウォーター
この品種は花が薄い青色をしており美しい品種として人気があります。
高花性で2月ごろから4月ごろまでよく花をつけてくれます。
ディープブルー
半匍匐性ですが、枝が斜めに伸びる傾向があり他の半匍匐性のローズマリーのなかで少し変わった枝の伸び方をします。
成長がゆっくりめなので鉢植えでも育てやすい品種になります。
花は四季咲きで濃いめの青色をしています。
匍匐性のローズマリー
匍匐性のローズマリーは次の点です。
- 上には成長せず横に広がって成長してくれます。
- 雑草対策になる。
- 観賞用のものが多い
ハンギングやグランドカバーとしての庭木としてもおすすめです。
匍匐性のローズマリーは四季咲きの品種が多く花も楽しむことができるので、園芸としても人気がある品種が多いですよ。
匍匐性のローズマリーの品種
プロストラータス
匍匐性のローズマリーの代表品種になります。
グランドカバーになるほど広がることはありませんが、横にひろがっていく性質があります。
花の数も多く2月ごろから4月かけて開花してくれますよ。
サンタバーバラ
鉢植えやハンギング、グランドカバーとしても使える匍匐性の品種になります。
淡い紫色の花をさかせてくれます。
また、花数も多いため、観賞用におすすめの品種です。
今回はここまで、ローズマリーの紹介でした。
元調理師なのでローズマリーはよく使っていたのですが、ここまで品種が多いことを知りませんでした。。。
調べていくと花の色、樹形、香りのつよさ、花の咲きやすさなどなど、品種によって沢山の違いがあるので奥深いハーブでした。
自分に合ったローズマリーをみつけて、教えてください!
ローズマリー以外にもこの植物が好き!やおすすめの種類があればおしえてくださいね。
では今回はこの辺で・・・
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