オクラは夏にぴったりの健康野菜です!
粘り気が特徴の健康野菜として知られ、ネバネバ成分には整腸作用や疲労回復効果があると言われています。
オクラの大きな魅力は、暑さに強いことです。
夏のベランダ菜園でよく育つため、他の野菜が暑さでバテてしまう真夏でも元気に成長してくれます。小スペースでも栽培可能で、長く収穫できるのが魅力でもあります。
1株植えれば夏の間ずっと新鮮なオクラを楽しむことができます。
オクラの基本情報

項目 | 内容 |
---|---|
栽培難易度 | ★★☆☆☆(やや簡単) |
栽培期間 | 種から:約80〜100日(収穫期:7月〜9月) |
向いている季節 | 初夏〜夏(種まき:5月中旬〜6月) |
プランター目安 | 深さ30cm以上/直径30cm以上が1株の目安 |
収穫時期を見逃さないようにすれば、美味しいオクラを収穫することができます。
大きくなると、硬くなってくるため、小
オクラ栽培で用意するもの

オクラ栽培に必要なアイテムを揃えましょう。
- オクラの種(または苗)
- 野菜用培養土(元肥入り)
- プランター(深型タイプ)
- 鉢底石
- 肥料(追肥用/化成または液肥)
- 支柱(必要に応じて)
オクラは根が深く張るため、深型のプランターを選ぶのがポイントです。
浅いプランターだと根詰まりを起こして成長が悪くなってしまいます。
オクラ栽培の手順

① 種まき(または苗の定植)
オクラは種からでも苗からでも育てられますが、発芽のコツを知っていれば種からでも十分成功できます。
オクラの種は硬い殻に覆われているため、一晩水に浸してからまくと発芽率がアップします。
1か所に3粒まきして、本葉2枚で1本に間引くのが基本です。
株間30cm以上を目安に定植します。
苗から始めると失敗が少ないので、家庭菜園初心者にはおすすめです。
② 水やり
オクラは暑さに強い反面、水切れには注意が必要です。
表土が乾いたらたっぷり水やりしましょう。
特に花が咲き始めたら水切れは厳禁です。
水が少ないと実が固くなってしまうので、夏場は朝夕の2回水やりをすることも大切です。
葉がしおれ気味になったら、すぐに水を与えてください。
③ 支柱立て(必要な場合)
オクラは意外と草丈が高くなる野菜です。
1メートルを超えることも珍しくありません。
風対策として支柱で倒伏防止をしておくと安心です。
苗の横に支柱を立て、軽く誘引する程度で大丈夫です。
きつく縛りすぎると茎を傷めてしまうので注意しましょう。
④ 肥料(追肥)
オクラは長期間収穫を続けるため、追肥が重要になります。
開花が始まった頃から、10日に1回程度、液肥または化成肥料を与えましょう。
肥料不足になると実が小さくなったり、収穫量が減ったりします。
葉の色が薄くなってきたら肥料切れのサインなので、すぐに追肥してください。
⑤ 収穫
オクラの収穫タイミングは非常に重要です。
だいたい、開花後3〜5日で収穫サイズ(7〜10cm)になるので、毎日チェックするのが理想的です。
大きく育てすぎると固くなってしまい、美味しくなくなります。
毎日チェックして早めに収穫!することで、やわらかくて美味しいオクラを長期間楽しめます。
オクラの発生しやすい病害虫・トラブル対策

トラブル | 対策 |
---|---|
アブラムシ | 発見し次第、ベニカなどの薬剤やテープで除去 |
ハダニ | 乾燥時期に発生。葉裏を水で洗い流すのが効果的 |
実が固い | 肥料不足・収穫遅れ → 早めの収穫と追肥を意識 |
オクラは比較的病害虫に強い野菜ですが、乾燥するとハダニが発生しやすくなります。
葉裏も含めて水やり時に水をかけて予防することを心がけましょう。
オクラ栽培のコツまとめ
オクラ栽培の成功の秘訣は「早めの収穫」です。
少し小さめかな?と思うくらいで収穫するのがベストタイミングです。
次から次へと新しい実がつくので、遠慮せずにどんどん収穫しましょう!
夏バテ防止にも効果的なオクラを、自分で育てて食べる贅沢を味わってください。
茹でてそのまま食べても良し、天ぷらや炒め物にしても絶品ですよ。
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