リーフレタスの育て方|プランターで手軽に楽しむ!初心者向けの葉もの野菜

園芸コラム 野菜・ハーブ

リーフレタスは葉がやわらかく、苦味が少ないレタスの仲間です。

普通のレタスと違って結球しないため、葉を一枚ずつ収穫できるのが大きな特徴です。
サラダの彩りに最適で、ちぎって使えて使い勝手が良いところが家庭菜園におすすめです。

家庭菜園初心者にとって最も育てやすい野菜の一つで、ベランダでも少量ずつ長く収穫できるのが魅力でもあります。
種まきから約1ヶ月程度で食べられるようになるので、
「今日種をまいて、来月にはサラダで食べる」なんてことも可能です!

今回はそんな手軽に育てられるリーフレタスについてご紹介します。

リーフレタスの基本情報

項目内容
栽培難易度★☆☆☆☆(とても簡単)
栽培期間種から:約30〜40日/苗から:約20日
向いている季節春・秋(3〜6月、9〜11月)
プランター目安深さ20cm以上、幅広プランターがベスト

春にはとう立ち(花を咲かせる準備)をしてしまうためその点には注意がひつようですが、簡単に育てることができ、収穫できる喜びを感じることができるので家庭菜園初心者にもおすすめの植物です。

また、種も通年販売していることが多いため、いつでも育て始めることができます。

リーフレタス栽培で用意するもの

リーフレタス栽培に必要なアイテムはとてもシンプルです。

  • リーフレタスの種 or 苗(おすすめは種)
  • 野菜用培養土
  • プランター(深さ20cm以上)
  • 鉢底石
  • 肥料(元肥・液体追肥)
  • ジョウロ、スプレーボトルなど

どれも100均で揃えることができます。

リーフレタスの栽培の手順

リーフレタス

① 種まきまたは苗の準備

リーフレタスは種からでも苗からでも育てられます。
コスパを重視するなら種まきがおすすめです。

【種から育てる場合】 

1cm間隔でスジまきまたはバラまきをします。
種は小さいので、薄く土をかけて、霧吹きでたっぷり水やりしましょう。
発芽には光が必要なので、土のかけすぎに注意してください。

【苗から育てる場合】

株間15〜20cmをあけて植えます。
苗から始めると失敗が少なく、初心者にも安心です。

② 水やり

リーフレタスの水やりは「適度」がキーワードです。
土の表面が乾いたらたっぷり水やりしますが、過湿はNG
根腐れの原因になってしまいます。

発芽までは霧吹きで優しく、定着後はジョウロでしっかりと水を与えましょう。
葉に水がかかっても大丈夫ですが、夏場は葉焼けを避けるため朝夕に水やりするのがベストです。

③ 肥料(追肥)

元肥入り培養土を使用している場合、追肥は2週間後から液体肥料を週1回与えます。
リーフレタスは成長が早いので、定期的な追肥が美味しい葉を作るポイントです。

葉色が薄くなってきたら、それは肥料切れのサイン。
すぐに液体肥料を与えて、元気な緑色を取り戻しましょう。

④ 間引き・収穫

種まきの場合、本葉3〜4枚で間引き開始します。
混み合った部分を間引いて、株同士に十分なスペースを作ってあげましょう。

収穫方法は2通りあります。

  • 株ごと収穫:根元から丸ごと収穫する方法
  • 摘み取り収穫:外葉だけを摘み取る方法

摘み取り収穫なら、長く繰り返し収穫できるのでおすすめです。
中心の新芽を残して外側の葉から順番に収穫すれば、1株で何度も楽しむことができます。

リーフレタスに発生しやすい病害虫・トラブル対策

トラブル対策
アブラムシ葉の裏に注意、見つけたらベニカスプレーなどで駆除
葉が苦い肥料切れ・水切れが原因 → 管理を見直す
徒長(ひょろひょろ)日照不足 → 風通しと日当たりを確保

リーフレタスは比較的病害虫に強い野菜ですが、アブラムシには注意が必要です。

アブラムシがついたからと行って食べられないわけではありませんが、できる限り早期発見・早期対処を心がけましょう。

リーフレタス栽培のコツまとめ

  • 種からも育てやすく、コスパ抜群!
  • 摘み取り収穫で新鮮な葉を必要な分だけ楽しめる
  • 春・秋がベストシーズン。高温期は避けるのが吉
  • 水やりは忘れない

リーフレタスは「失敗知らず」の野菜として有名です。
これらのポイントを押さえれば、初めての方でも必ず成功できるはずです。
毎朝のサラダ用に、新鮮な葉を摘み取る贅沢を味わってください!

リーフレタスの魅力は何といっても手軽さです。
プランター1個あれば、家族分のサラダに十分な量が収穫できます。

色とりどりの品種を育てれば、見た目も華やかなサラダボウルが完成しますよ。

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