どうもOKiNiガーデンのtakunekoでございます。
今回は園芸でよく使う用土の一つ軽石について少し詳しくご紹介ししていきます。
今回の記事では、軽く軽石について紹介した後に日向土とボラ土のちがいについてご紹介しますね。
園芸培養土の一つ軽石について
軽石は火砕物という火山から生成されるものです。
多孔質で軽く水に浮くぐらい軽い用土の一つです。
園芸では色々な用途につかわれていますが、ニュースなんかでは厄介者の一面もあります。
小笠原の海底火山噴火、大量の軽石が沖縄・奄美に漂着し被害 黒潮に乗り関東到達か
用土としては、排水性通気性に優れているため、鉢底石やサボテンや多肉、室内でそだてる観葉植物などの用土としてさまざまなところで活躍しています。
軽石と日向土とボラ土ってなに?
軽石・日向土・ボラ土の違いはどれも火砕物の用土で、通気性と排水性のすぐれた用土で特徴もほぼ同じの用土になります。
軽石という用土の一つにボラ石と日向土があるという感じの分け方になります。
なら違うところはどこなんだろうと思い調べてきました!
そのしらべた点をできるだけ簡単にまとめてお伝えします。
日向土について
日向土は軽石と同じもので、宮崎県南部で取れる軽石を日向土と言います。
特徴として、一般に売られている軽石と比べると粒が崩れやすいという特徴があります。
また、ボラ土との最大の違いになるのですが、乾燥して分別されて商品として販売されています。
そのため、強度が一定で粒のそろっているもので細粒・小粒・中粒・大粒と種類分けして販売されています。
ボラ土について
ボラ土も宮崎県南部でとれる軽石で湿っている用土をボラ土といいます。
ボラ土と日向土の最大の違いは湿っているという点になります。
乾燥してないため、日向土と比べると保水性もあります。
ただ、濡れている状態で販売しているため、ある程度は一定ですが日向土とくらべると硬さに少しムラがあります。
結局どう違うの?
結局のところ中身の違いとしては、
軽石は特定の産地は決まってはおらず、多孔質の火砕物の用土。
日向土は宮崎県南部で取れる火砕物で乾燥させて販売している用土。
ボラ土は宮崎県南部で取れる火砕物で乾燥させずに販売している用土。
という違いがあります。
用土の特徴としては排水性通気性の面ではほぼどれも同じですが、保水性がすこしだけ濡れているボラ土がすぐれています。
排水性 | 通気性 | 保水性 | 粒の硬さ | |
軽石 | ◎ | ◎ | × | 硬い |
日向土 | ◎ | ◎ | × | ふつう |
ボラ土 | ◎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ムラがある |
ただ、メーカーによっては濡れていても日向土として販売している業者もあるみたいです。
日向土・ボラ土・軽石の違いまとめ
結論!材質は同じもの!ボラ土だけ少しだけ保水性があるという特徴の違いがありました。
日向土と軽石を使い分ける時はあまりないとおもいます。
ただ、軽石の小粒や中粒の販売されているところが地方には少ないので、そういった面では日向土の方が購入しやすいですよ。
ボラ土は軽石・日向土と比べると湿っているので、乾燥が苦手な植物だけど、排水性、通気性を確保したい場合に使うことができます。
ただ、ボラ土を使うぐらいなら赤玉土を使う方が色々な面でいいのかなと思います。
日々の園芸記録や初心者から見た園芸にためになる情報をInstagramでも更新していますので、
よければフォローやいいねをよろしくお願いします。
他にも、いろいろな疑問や質問なんかがあればコメントお待ちしております。
では今回はこの辺で(^^)/~~~
コメント